夜尿症の治療は3ヵ月以上

私の友人にも、小学校4年生の子を持つ親がいて、夜尿症ではないかと悩んでいる両親がいます。

なぜこのような年になるまで夜尿症を放っておいたのかわかりませんが、父親は「息子が話してくれなかったので気づかなかった」と言い、母親は「気づいてはいたが、そのうち治るだろう、息子が言い出すまでは本人を傷つけないように」と遠慮していたそうです。

病院の医師によると、このようなことで治療が遅れてしまうケースは良くあることで、だいたいは小学校3年くらいまでには親御さんが子どもを連れてやってくるのだそうです。

医師は「夜尿症の治療に特効薬や即効性のある薬はないので、駆け込み寺のように来院されても、すぐに治すことはできない、最低でも3ヵ月-半年の治療期間は必要」と話します。

息子さんや娘さんは、ある時期に仕方なく親にカミングアウトすることになります。

それが“小学校高学年”という時期です。

学校行事で、合宿などが増えて、どうしても参加しなければいけないシーズンになるからです。

本人の気持ちを傷つけないようにという配慮も理解はできますが、おねしょの頻度が高いのはもっと早い時期から気づいているはずです。

夜尿症は一種の病気であって、投薬療法やアラーム療法など、有効性の高い治療を受ければ必ず効果が出て治る症状です。

医療機関を訪ねれば、夜尿症を軽減するための生活指導なども行ってくれますので、積極的に取り入れていきましょう。

夜の水分補給の仕方や食生活のあり方も影響していますので、ぜひ正しい指導を受けてください。